プールチャレンジ(水中トレーニング)8エンタメ療育

プールチャレンジ(水中トレーニング)8エンタメ療育

2016年8月、アメリカで行ったトレーニングが、現地スタッフの目に留まり、言われた言葉が、君のやっているトレーニングを6か月続けたら、目に見える変化が生まれるよというものでした。帰国後、日本でもトレーニングを行える施設を探し、この度スタートすることになった。エンタメ療育はPCJのトレーニングになります。


入水を自分で

今回は、一人で入水をすることにトライした。体を正面から入れ、その後階段があるため向きを変え、後ろ向きに下りていく。全部で5段ある階段を下りる。そこで新たな気づきがあったのが、最初の1段目、2段目はいいのだが、3段目からバランスが崩れる。その理由としては、体が水につかっていくことが影響していたようだ。後でのトレーニングにおいて、重点的に行うことにした。

Aポジション

トレーニングの中で、必ずといって出てくるのがAポジションという正しい位置を総称してよんでいる。まず、歩きはじめる前に、バランスを崩したことを想定し、その場で人工的にその状態を作り出す。その合図として、口でファンファーレを歌う「パパパパパーン」と、その音を聞くとAポジションを取ることに意識するようにしている。最近では、その音が聞こえてくると、よっしやってやるぞという表情をうかがわせてくれるようになった点は、指導していて大きな成長を感じる。

このAポジションどり、とっても大切で、歩くとき、上るとき、下るとき、横歩きをするとき、ジャンプするときなど、それぞれの場面でバランスを保つために重要なベースになっている。

最初は、ちょっと押すと崩れていたが、今はちょっとやそっとの力ではバランスを崩さなくなっている。左右よりも前後の維持は難しく、しっかり体を使わないと維持できない。

そんなトレーニングを繰り返し行うことによって、体に染みついてきている。その結果、色々なトレーニングを行っても、いい影響を与えることができるようになっている。

横歩きのハードルを高く

横歩きをする上で、意識するのが足をしっかりあげてから歩くこと。そのため、Low、Middle、High、SuperHighというハードルを設け、その課題をどのようにクリアーしていくかを考え実行していく。

以前もお話ししたが、障害物となるハードルは指導員の足を使う。そのため、時々蹴られる。でもこの蹴られることが大事で、痛い、蹴るなよ~と笑いながら言うことで、お互いの中でいい関係が生まれる。生徒は、蹴らないように注意しながら、トレーニングにトライすることができるため、夢中になることができる。エンタメ療育を目指している我々が一番工夫しているのが、このポイントで楽しく継続できるようにする。

今回設けたSuperHighは、階段では見ないぐらい高い位置にしてみた。当然、越えられない。無理だ、ダメだということになる。そうなった時でも、痛いよ、蹴らないように超えてよっと声掛けすると、あきらめないでトライすることができる。

その時に、細かい指示を出していくことが大切になってくる。
越えられないのは、なんで?足の位置は、壁までの距離は、一番足が上がる体の傾きなど

そして一緒になって越えるために何でもやるんだという環境を整えていくことが必要。
すべてがかみ合ったとき、「神っている」結果を見れ、見事に高く足をあげることができ、SuperHighを超えることができた。

今の持っている体の使い方を使って

横歩きから、階段上がり、そして、階段下り。
横歩きは、しっかり足をあげる。階段上がりも、しっかり足をあげ、残りの足を蹴り上げ、そして次への動作のために足をいい位置に揃える。階段下りは、足の下ろす角度が大切。

足を閉じる

背伸びをした状態で、後ろから足をもって開く、その開かれた足を閉じるトレーニングを行う。
内腿とお尻に力を加えないと足は閉じられない、最初行ったときは、どこに力を入れればいいかわからない状態だった。そのため、足を閉じてっていってもなかなか閉じられなかった。

今では、ほら閉じてっていうと多くても2回でしっかり閉じられるようになってきた。
何度か、指導員がふらつくほどの強い力を出せるようになってきた。

それと、自分なりに力を伝える方法を生み出し、掛け声あげつつ閉じるということをはじめた。

このトレーニングをやっているときは、笑い声が絶えない。
指導員:はい閉じて
Shu:とりゃーとりゃー
指導員:そんなもんなん、閉じてないよ
Shu:●んとく~ と固有名詞をなぜか叫ぶ(笑)

座り立ち 新しいトレーニング

座り立ち

座った状態から、立ち上がる。今回初めて取り入れたトレーニング、最初どこに力を入れれば立ち上がれるかわからなかった。ただ、トライしているうちにコツを見つけることができた。

そして、一度体得した、体の使い方は繰り返し行うことが容易になった。

階段を下りる 足の向き

今回のトレーニングを最初に行ったときに気が付いたのが、下りの1段目、2段目は問題なく右足をまっすぐ下ろせていたが、3段目から下ろせなくなった。その点は、体が水につかっているか、つかっていないかが問題となっていた。ただ、どんな環境下でも同じように体を使えるようにトレーニングをする必要があるため、探しあてた課題は、繰り返し行い克服できるようにした。

指導する立場として、楽しんで療育を行うことは、簡単そうだが結構、パワーがいる。

療育を行うときは、環境を整備することを一番大切にしてほしい。指導を納得し、指導員を信頼し、その子のために続けさせる、これが必要不可欠だと思う。

足に負荷をかける

現在、水中トレーニングをしている。その中で、しっかり体を動かすことによって、確実に足の筋肉がついてきている。今後のためにも、より負荷をかけていくために、水中でもつけられる重りを探し始めている。500g~1kg/片足

今日のトレーニングは今まで一番ハードだったと思うがよく頑張った。

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